2025/09/30 イベント

令和7年度 市民公開講座のご報告

9月20日(土)プラザおおむらにて、市民公開講座「地域へつながるリハビリ」を開催しました。

第1部は「地域へつながるリハビリ」と題し、院長南野淳が講演を行いました。医療情勢とリハビリテーションの変遷、医療機関で行う様々なリハビリテーション、医療と介護サービスのリハビリテーションの違い、回復期リハビリテーションについて、自宅へ戻った後の問題点と、それを地域ぐるみで支える取り組みについてご紹介しました。

リハビリは「日常を取り戻す」行為であり、当院も在宅復帰を支援する病院として「その方が居たい場所で、その方らしく」過ごしていただけるよう、地域につながるリハビリを大切にしていきます。

第2部はリハビリについてのパネル展示およびハンドマッサージ体験、家庭でできるストレッチ教室、在宅の食事は栄養士に聞いてみよう!ソルセイブ塩味検査体験と、3つの催しを行いました。

パネル展示・ハンドマッサージ体験では、給食室手作りのお菓子とお茶をご提供し、アロママッサージとともにほっとひと時の時間を過ごしていただけました。

ストレッチ教室では、ストレッチの心地よさを感じていただけたことと思います。個別に質問等も出て、セラピストが症状に応じてアドバイスさせていただきました。

塩味検査には、多くの方に参加いただきました。塩味の感じ方にも個人差があり、自分が感じとれるかどうかなどを興味深く体験いただけたようでした。

公開講座を通して地域の方々との交流の場をいただき、私たち職員にとっても学びと暖かい時間となりました。ご来場いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

今後も市民の方々の人生の一助となる場を目指して、公開講座を開催していきたいと思います。