『令和7年度 西陵キャリア発見プロジェクト』に参加しました。
令和8年3月11日長崎県立西陵高校でキャリア発見プロジェクト(県内企業説明会)が行われました。このプロジェクトは、高校生が様々な職業の理解を深め、県内企業の魅力を知り、ふるさと長崎への想いを育てること、また社会や世界との関わりを通して問題発見能力や課題解決能力を育成することを目的として、探求学習の一環として行われています。
当院からは看護部長の森が参加し、病院紹介・緩和ケアについて、チーム医療・看護師の役割について、講話を行いました。講話のスライドを一部ご紹介します。


安全・安心・満足の基本理念のもと、 “1分1秒でもその人の居たい場所に!”を実現するための地域連携の重要性


患者さんに安心してもらえるための信頼関係の構築や、看護師の聴く力と寄り添いの看護の実践


Total Pain全人的苦痛(身体的・精神的・社会的・スピリチュアル)の概念と、そのつらさを緩和するためのケア、看護師は患者さんの最も身近な存在となりうること


看護師に求められていることなどについてお話ししました。


生徒さんの感想をお便りいただきました。
後日西陵高校から、参加した生徒さんの感想の一部をお便りいただきましたので、ご紹介します。


「一分一秒でも患者さんが居たい場所で過ごせるように体制を整えていること、患者さんが“食べたい”と望むものをできる限り再現して提供していること、さらには“ペットに会いたい”という願いにも対応していることなど、印象に残るお話がたくさんありました。家に帰って家族にも思わず話したほどで、『もっと早く南野病院のことを知っておけばよかった』と感じました。
お話を聞く中で自分自身も“誰かを幸せにできる人になりたい”,という思いが強くなりました。大変なことも多いと思いますが、患者さんが安心して最後まで過ごせるように、一人ひとりに真剣に向き合う-そんな素晴らしい職業だと心から思いました。
今回のキャリア発見プロジェクトは、自分にとって非常に心に響くもので本当に受講してよかったと感じています。」

「南野病院のお話を伺い、緩和ケアについて正しい知識を得ることができました。患者さんへの関わり方がとても温かく、素晴らしいと感じました。 私も、このように自分らしさを大切にしながら、周りの人との関係を尊重できる職業に就きたいと思いました。」
「講師の方から主に緩和ケアについて教えていただきました。将来、社会福祉士になりたいという自分の進路とも深く関係する内容だったため、とても勉強になりました。患者さんとのコミュニケーションを大切にすることがどれほど重要なのかを改めて理解することができました。」

「私は森さんのお話を伺い、初めて緩和ケアという言葉の意味を深く理解することができました。お話を聞くまでは、緩和ケアに入るということは、“もうじき亡くなってしまう”“寿命が長くない”という印象をどうしても抱いていました。
しかし、森さんが『緩和ケアは見捨てられた人が行く場所ではない。この病院を“最期を迎える場所”には絶対にしない。緩和ケアは、「患者さんが最後まで自分らしく生き抜くための場所である』とおっしゃった言葉を聞き、今までの自分の考えが一気に変わりました。
また、緩和ケア病棟では“その人が一分一秒でも居たい場所で過ごせるように’’という思いのもと、患者さんの食べたいもの、やりたいこと、居たい場所を最大限尊重していると知り、その姿勢がとても素敵で心に残りました。
私の将来の夢は看護師・助産師になることです。今回の講座で学んだように、患者さんを深く尊重し、その人らしさを大切にできる医療者になれるよう、これからも努力していきたいと思います。」

「講座中にはおっしゃっていなかったのですが、お見送りの際に『病院で働くということは命を預かることであり、他の仕事では味わえない思いを経験する。だからこそ“今”を大切にし、人生においていつまでも“生きたい”と思えるような取り組みを続けることが大事だよ』と教えてくださいました。
そのお話を聞き、今を大切に生きること、後悔のない毎日を送ること、そして後で後悔しないように努力することの大切さを強く感じました。 これからは先生方を驚かせるくらい努力して、後悔のない毎日を過ごせるよう頑張ります。」

若き高校生の純粋な心、優しい心や、夢を目指していく姿勢に心強さを感じました。
みなさんのこれからを心より応援申し上げます。